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春夏秋冬
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米澤榮三の連載コラム「春夏秋冬」

「春夏秋冬」は横浜市建築事務所協会の広報誌「HAMAKEN」に1997年4月から10年の間雑文を綴ったものです。協会会長職にあり、建築家の感性を会員や市民の皆様にご理解いただきたい一心で執筆致しました。最終の一年分を掲載しています。




春夏秋冬.117「寒風」
 

温暖化で落葉が遅い。賑わいの三の酉。

きらびやかな縁起物。来年の多幸を願う。暦ではもう冬。


街中はクリスマスのメロディ。本格的なツリー。

照明の輝き。港街の夜景。寒風到来。ここは横浜。


先日10日。男女中学生6名が事務所訪問。金沢区から関内へ。

将来、建築家を希望する職業体験が目的。教室外学習で、心弾む様子。


10時歓迎会。弁えた挨拶に驚く。体験学習1日の予定説明後、建築家の仕事を講義。

建物の用途を紹介。建築には大勢の人々が集い、目的を達成させる。

 

同時に感動も必要と。人々の喜ぶ姿を見るのは、建築家の本望。その分、苦悩する。
休憩後。設計では、一番易しくて難しい住宅について。安易な設計が多い現実を嘆く。

その後、CAD操作を所員達と真剣に。


各自、持参の弁当を広げ昼食。午後は共同住宅の現場見学。

ヘルメットを冠り場内へ。足元注意して。11層の7階へ。仮枠外しの状態。

騒音や埃の中で、進行状況を説明。現場所長に工事費の質問。金額に喚声。

隣地の別現場。基礎工事の状態を見学。地盤下に驚嘆する。


伊勢佐木町へ移動し、関内街並ウォッチング。

吉田橋、馬車道を抜け本町通り。歴史的建造物と街並デザイン、街の福祉や防災を考え設計すると。

仕事本質を理解。


横浜三塔が一望できる位置。これらは街の財産。

建物のファサードデザインの重要性を説き、横浜スタジアムを経て市役所へ。


市会議長室。伊波議長と懇談。相原局長も参加。皆、緊張の趣。

局長からはMM21の都市計画。横浜の街づくりに興味を持った。
大通公園でお別れ会。各自から御礼の言葉。建築家は社会で役割が大きいと嬉しい発言も。

今回の学習で多数の方々に御配慮頂いた。紙面を借用し、御礼申し上げます。




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