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春夏秋冬
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米澤榮三の連載コラム「春夏秋冬」

「春夏秋冬」は横浜市建築事務所協会の広報誌「HAMAKEN」に1997年4月から10年の間雑文を綴ったものです。協会会長職にあり、建築家の感性を会員や市民の皆様にご理解いただきたい一心で執筆致しました。最終の一年分を掲載しています。




春夏秋冬.116「山装う」

街路樹が色付き始めた。花水木の枯葉。舗道を転がる。

 

秋の程良い陽射し。三脚のキャンバス。絵筆が軽快。日曜画家達の季節。
丹沢山地。本格的な紅葉はこれから。山眠る迄の装いは貴重。


先月は行事が各地で開催。ソフトボール、住宅フェア、建築士事務所宣伝活動等。

多忙の週末が続く。皆の活躍で成果を得る。


森林循環フェア。講師に招聘された。会場は横浜産貿ホール。

10月13日から3日間。講演は最終日、11時から。早目に会場到着。


会場案内を受ける。森林資源の循環が目的。

今年のテーマは森から始まる木の暮し。

各ブースは住宅、建材、家具等の関連企業団体が出展。

興味溢れる展示物。説明を伺う。自然材と人間の融合に努力。


講演。生態回廊にある家づくりと題し、1時間。

自然環境と日本文化の深い関係から入り、農耕民族と狩猟民族の美意識の相違。

最近の建築主要望は、自然共生、健康、生活様式の3点と自論を披露。


昨夏の事。厚木・七沢の県施設。荒れた丹沢山地の報告を聞く。

ここ迄進行か。人間の利己主義が環境破壊を増長。生態系を歪め、最終章は人間滅亡。

建築家として県産材の家づくりを強く感じた。


県協会で木材業協同組合連合会と業務提携を進行中。

急ぐ様依頼。1月調印式。小林会長と熱い握手。知事も出席し祝辞を。
山川海の水は大切。生態と共生する家づくりの講演終了。仲間が寄る。

 

会長勉強になったヨ。専門家から賛美の言葉。大いに照る。
仲間と中華街で昼食。午後は設計競技の表彰式。会場に参加作品32点を展示。

県産材使用の思想が伺える力作揃い。県民感心を願う。


最優秀賞の厚木・嘉村会員。同世代。昨年、下咽頭全摘出手術。

その力作は賞賛。元気を頂いた。




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